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がらり 好みの味噌で焼酎一献

アパレル街に味噌進出!

東京・原宿。今や世界が注目するファッションの発信地に『がらり』がオープンしたのは2004年5月。以来、近隣のアパレル関係者を中心に、「黒糖焼酎+味噌」という新しい味のスタイルを提供しています。当初の構想では中高年層の男性をターゲットにしていたそうですが、「土地柄の影響もあるんでしょうか、女性のお客様が多くいらして下さいます」とは、店員の森岡宏之さん。特にランチタイムは、女性のひとり客でも入りやすい雰囲気。人気は何と言っても、3種類から選べる日替わりの味噌汁です。「味噌でゆったりホッとする時間を過ごしてほしい」と、お代りは自由。ありがたいですね。

和風のエントランスを入れば、そこはもう、他に類を見ない魅惑の味噌ワールド!
梁と天井を残して築40年の民家を改装した店内は、昼は外光が差込み明るく落ち着いた雰囲気。

黒糖焼酎と厳選された味噌

夜の『がらり』は、より一層、お店のコンセプトが強く発揮されます。前述の通り『がらり』は“焼酎”と“味噌”の店。「味噌をつまみに焼酎を飲んだ時の、バランスの良さをぜひ楽しんで」と、森岡さんの言葉にも自信がみなぎります。それもそのはず。全12種の味噌は、各地から取り寄せた100種以上の中から、「黒糖焼酎に合う」ことをもっとも優先して選ばれたもの。そこに、地域性や原材料の違いなどが加味され、バラエティーに富んだラインナップが整っているのです。もちろん、江戸甘もありますよ!

12種類の味噌は、色・味・香りともに千差万別。平均4〜5種類の味噌を試していくそう。(手前左端が江戸甘味噌)
カウンターには壷に入った12種の味噌がずらり。味噌を見ながら選びたい方はぜひこの席へ。

味噌三昧の夜を『がらり』で

もともと黒糖焼酎の産地・鹿児島では 〜味噌なめて晩飲む焼酎に毒はなし 煤け嬶(すすけかかあ)に酌をさせつつ〜 と狂歌にも詠われるほど、味噌と焼酎の相性の良さはもう常識。では、どのようにして味わうのかと言うと、各家庭で野菜や肉・魚などと味噌を合わせ調理した自家製の“なめ味噌”なるものを作って、歌のごとく晩酌しながら頂くのだそう。この“なめ味噌”文化自体は、さまざまな呼名で日本各地に存在するのですが、焼酎との組み合わせは鹿児島ならでは。『がらり』でも当然、プロが腕を振るった“なめ味噌”が用意されています。江戸甘はねぎを混ぜ込み、こんがりと香ばしく。そして最後には、ぜひ焼きおにぎりか味噌汁を味わってほしいと森岡さん。「12種どれでも、お好みのお味噌でお作りします」。どうです?今晩あたり、お気に入りのお味噌を見つけに『がらり』へ出掛けてみては・・・。

しゃもじに盛られこんがり焼かれた江戸甘使用のネギみそ。隣は鯛みそと牡蠣みそ。そのままでも野菜に付けても美味。
森岡さんの夢は日本の味を世界に広めること。「それには味噌が欠かせない!」とこの店へ。


がらり

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-6-4
TEL. 03-5786-1820
営業時間:11:30〜14:00/17:00〜23:00
定休日:年中無休
http://www.gala-e.com/galali2.html
〈旅のおまけ〉
お店の外に並べられている味噌樽は、江戸甘をはじめ『がらり』で扱う数種の味噌を納めている『佐野みそ』のもの。外観の雰囲気作りとともに、味噌屋の認知度アップにも貢献してくれています。感謝。



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