弊社は昭和4年に田中總吉が江戸時代創業の丸角徳島屋を譲り受け田中味噌醸造所と改名する。
旧東海道に面し愛宕山より三寸高いと言われた三田の大地で味噌の醸造に励んできた。戦災で高円寺の出張所と共に消失するが東京都の命を受け、直ちに復興、仕込みを開始する。
「味噌造りは人造りから」と従業員の育成と、量より質の向上をめざし、高級味噌の製造に努力する。国産大豆使用の に継いで北海道の白目大豆、ササニシキ米、そして赤穂の天塩との高級原料を使用した極上味噌「鼓」を発売し好評を博す。この主力商品の他、信州始め全国各地の味噌を販売している。
食生活の欧米化に伴い、味噌の消費量が減少しているが、成人病の増大で食事の見直しが叫ばれている今、日本の味「味噌汁」をいかに次世代に伝えていくか思案中である。
業界は厳しい状況にあるが「商売は人の心を幸せにする為にある」をモットーに誠心誠意伝統の味を皆様にお届けしたいと思っています。
「鼓」
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「 特粒(漉)」
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